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メンテナンス道具
革靴のメンテナンス道具で必須なのは、ブラシと栄養クリームです。その他、用途や目的に応じて自分で使いやすいものをそろえていきましょう。
ブラシ
ブラシは、ホコリを落としたり、クリームを伸ばしたり、ツヤを出すために欠かせない道具です。靴のメンテナンスグッズの中でも、ブラシだけは良いものを使うことをお勧めします。また、大きさも大小様々な種類があります。基本的には自分の手に馴染む大きさならOKなのですが、大きめのものを選んでおくと使いやすいと思います。靴好きの方なら、目的に合った使いやすいブラシを握るだけでいい気分になれるはずです。
■馬毛ブラシ
馬毛ブラシは主にホコリを取るために使います。日常的に履いた後の靴、履く前の靴へのブラッシングは、このブラシを使います。毛先が細く、柔らかめの素材が特徴のブラシです。コードバンでもさらにデリケートな素材の靴にでも万能に使える柔らかめのものがお勧めです。(柔らかめといっても各種比べてみないとわかりませんね)
■豚毛ブラシ
豚毛ブラシは主にクリームを塗る時に使います。馬毛よりは固めでコシのある、しっかりした毛が特徴です。違う色のクリームを使い分ける場合には、複数持っておくのがおすすめ。一般的に白い毛のブラシと黒い毛のブラシの2色があります。黒以外のクリームを使うときは、白系を使用すると、どの色のクリーム用に使用しているブラシなのかがわかりやすくなります。
■ヤギ毛ブラシ
ヤギ毛ブラシは磨き終わった後、さらにツヤを出すために使うブラシです。ヤギの毛は馬、豚と比べても一番やわらかい毛です。フワッフワなのが特徴です。靴をピカピカにしたい方にはお勧めのブラシです。
■ペネトレイトブラシ
ペネトレイトブラシというのは、指でつまんで使うタイプの小さいブラシのことです。 豚毛ブラシでクリームを塗ってから、それを伸ばすのに使います。小さいので、細かいところまでクリームを行き届かせることができ、まんべんなく塗ることができます。このアイテムを揃えるだけで「職人」のような気分にもなれます。
クリーナー
クリーナーは、汚れや古い靴クリーム、ワックスを取り除いて、革の表面をリセットするために使用します。革の表面をきれいにせずに手入れをしても、汚れや古い靴クリーム、ワックスが邪魔をして、新たな靴クリームが革に浸透しにくくなってしまい、結果的に革への水分や油分の補給がしにくくなってしまいます。ステイン・リムーバーとかマットリムーバーなどと呼ばれます。クリーナーを使用すると革の表面にダメージを与えてしまい、劣化を早めるという副作用もありますので、革を長持ちさせるためにはクリーナーでゴシゴシと強く革の表面を拭くのではなく、表面をサッと拭き取る程度がいいでしょう。
栄養クリーム
人のお肌は、お手入れをしないとどんどん乾燥していくように、天然の革で作られた革靴も同様にクリームでしっかり保湿して、乾燥やひび割れ、劣化を防ぐことが必要です。おすすめは乳化性クリームです。これを一つだけ用意しておけば「保湿」は完璧です。乳化性クリームは「水分・油脂・ロウ」で作られています。製品によって水分などの含有量が違います。デリケートクリームと呼ばれるものは水分が多く、ロウ成分が少ない製品です。ロウがほとんど入っていないので、あまりピカピカしたツヤは出ず、仕上がりはマットな感じになります。お好みに合わせて選ぶことができます。
ワックス
ワックスは「ツヤ出し(= 光沢を出すこと)」を主目的として使用します。栄養クリームにもワックスにも主成分に蝋(ロウ)が含まれており、革の表面をコーティングするので、パリッとした光沢を出すことができます。さらにツヤを出したければ、より蝋が多く含まれているワックスを使います。蝋の割合が大きいワックスは、固形で、小さい缶のようなものに入っています。固形なので、水で伸ばしながら塗っていきますので、一手間かかります。その分、油性クリームでは出せないようなピカピカのツヤ出しができます。これを一般に「鏡面磨き」と言ったり、「ハイシャイン」と言ったりします。
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