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革靴のクリーニング
革靴を磨いて美しい艶を出すために最も重要なのは、埃や汚れをしっかり落とすことです。靴の表面はもちろん、靴紐を通す部分の内側やベロ、靴の内側のインソールの汚れもできるだけ落としておくことを心がけましょう。靴底は靴を使用すれば当然汚れてしまう部分ですが、靴を磨く工程において汚れたままでは、その汚れがほかの部分についてしまったりしますし、作業を行う上でもきれいな方がはかどりますので、靴底の汚れも落とします。
インソールの清掃
まず最初に軽いブラッシングで全体の埃を落とし、靴底も軽く濡らした布などで簡単に汚れを落としておきます。靴紐はほどいてメンテナンスするのが基本です。靴の内側は消毒用のアルコール(100円ショップのものでOK)を使って、コットンなどで汗や汚れをふき取ります。汚れが目立つのはライニングの側面やトップラインですが、つま先の方には埃がたまりやすいので、できるだけ奥まで丁寧にふき取りましょう。
表面のクリーニング
靴のメンテナンスはシューツリーを挿入して、しっかりと靴の形を保った状態で行います。柔らかい馬毛を使ったブラシで丁寧に表面の埃を落としていきます。汚れがたまりやすいコバとアッパーの隙間部分も丁寧にブラッシングしましょう。汚れがひどい場合や徹底的にメンテナンスを行う場合は、「ステインリムーバー」を使用して、表面の汚れや古いワックスを落として革の表面をすっぴんの状態にしてやります。通常は靴の表面にクリーナー(液状のものやクリーム状のものがある)をほんの少しつけて、コットン100%の布地で丁寧にふき取れば汚れや余分なワックスを落とすことができます。 次に傷ついたり色がはがれやすいコバの部分のお手入れです。特につま先やかかと部分は色がはがれたり傷になりやすい部分なので、傷の凹凸が気になる部分は紙やすり(280番から400番程度)で表面を滑らかにしてから、コバインキを薄く塗って乾かします。このとき、コバインキがアッパーの表面についてしまわないよう、慎重に塗ることが大切です。
栄養クリーム
靴の色にあった乳化性の栄養クリームを少し指にとり、アッパーの革全体に指で直接塗っていきます。ポイントは甲の部分の履きジワのケアです。しわに沿って丁寧に塗り込んで、ダメージのあるしわの部分に栄養分を与えてやります。このあと豚毛ブラシを使ってしっかりとブラッシング。特に履きジワの部分はクリームを馴染ませるように入念に行います。この段階でクリームの栄養が靴の毛穴にまで入り込んでいます。あとは目の細かいコットン地の布で表面の余分なクリームをさっとふき取れば、クリーニング完了です。
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