〖撮り子gallery〗
国内外の野生のフィールドでの調査員としての活動や、
保護活動をする傍らで撮影した写真と生態記録です。
動物図鑑や野鳥図鑑、フォトアートのご依頼など数多く承っております。
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図鑑 紹介用 / 鑑賞用(artgallery)
【インドクジャク】
Indian peafowl
↓クリックで白クジャクとなります↓
インド、ネパール、スリランカなどが原産の「キジ科」の鳥
現在では環境の適応力の高さから、飼育放棄や脱走個体が各地方で野生として点在している
白変種の「白クジャク」もこのインドクジャクであり
人間の手によって守られ、頭数が確立した種である
人との歴史が長く、私自身ペットとして飼っていた経験や、飼育者の話から「白クジャク」の方が、人に対しても他の動物に対してもなつっこい傾向があると予想している
オスの求愛も有名で目を引くが、ネコの声を10倍に大きくしたような「珍妙な鳴き声」も是非
機会があれば聞いてほしい
【ヒメハチクイ】
little beeeater
↓クリックでハチドリとなります↓
アフリカ全域に広く生息している「ハチクイ」
よくハチドリとの表記間違いが散見されるが、ハチドリは主に蜜を食し
「ハチクイ」はハチ等の虫を好む昆虫食の鳥で、全く異なった生態である
ハチクイのほうが肉食系のきつい顔をしていると覚えるとよいかもしれない
ハチクイの生態で、枝の中腹部で待機し獲物を狙う
そして成功、失敗にかかわらず必ず飛び立った枝に戻ってくるという、面白い特徴を持っている
私自身、ハチクイの研究で捕食の場面を観察してきたが、意外と捕食の失敗が多く
4~5度目の正直でようやく成功する場面も珍しくない
ペアリングを観察するとメスの権力がより強く、求愛オスに食物をねだることが多い
【チーター】
cheetah
↓クリックでヒョウとなります↓
誰もが知る単独性(基本的に一頭で狩りをする)のネコ科の動物
近年オスの個体のみが協力して狩りをする姿が散見されており
研究者らから注目されている動物である
大型ネコ科の動物では比較的容易に、個人で飼いならすことのできる動物として知られている
よくヒョウ(レパード)と見間違うとの声を聞くので、何種類か比較点を挙げる
「チーター」
目の下に黒い線があり、爪は引っ込めるかとができない、鳴き声はネコのようで可愛い
「ヒョウ(レパード)」
チーターより顔が大きく、目の下の黒線はない、鳴き声は猛獣のそれであり
犬猿の仲である「サバンナヒヒ」を咆哮で樹上から落とすほど
【ゲレヌク】
gerenuku
東アフリカに生息する「ウシ科」の動物
サバンナに暮らす中型以上の動物の中で、アフリカゾウ以外で唯一
二本足で立って食物を得ることができる貴重な種
…なのだが、他のウシ科の動物と比べると見た目が「宇宙人」のような
あまり愛嬌のある風貌でないためか研究者はおろか、観光客からも不人気な愛すべき動物
もし出会うことがあれば彼ら自慢の二本足での直立を
大きめの声で褒めてあげると喜ぶかもしれない
【動物名】
European rabbit
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いわゆる「アナウサギ」だが、大きく2種に分けると分かりやすい
「アナウサギ」は主に穴を地中に掘り身を守る…ホームレンジ、テリトリーは狭め
「ノウサギ」は長い手足、耳を活かし主に地上で生活…ホームレンジ、テリトリーは広い
よく愛玩動物として多く見受けられるのは、やや機動力に欠け、大人しめの傾向が強い「アナウサギ」である
穴でじっとしていることの多いアナウサギは、逆に「寂しさは友達」なのかもしれない
私自身、飼育の経験があるが、よく学校の中庭等で飼われている白い「ノウサギ」タイプの脚力は、捕まえる側からすると本当にトラウマもので、缶蹴りの鬼をしている気分になる、、、
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