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では三回も家を建てないと理想が形にならない原因は何なのでしょう？

家づくりにかける費用のコトや、ローン返済額の相談は銀行とすればいい。

断熱や耐震などの安全性・快適性については工務店とよく相談して決めればいい。

 

費用や家の性能については、それぞれのプロがいるのだし、にわかに勉強しても到底知識は追い付かないのだから、それらについては安心して任せられる人や会社を見つけて、アドバイスを聞きながら家づくりを進めていくのが良いと思う。

 

 

でも、自分の家だからこそ自分が考えなければいけないこともありますよね。

自分が家に対してどのような事を望んでいるか、家にいるときは何をして過ごす時間を大切にしているか、将来的に家族との暮らしはどのように変化していくか。

 

これはどんなプロに聞いてもわからない事だし、自分自身が暮らしに対するイメージをしっかりと持っていることが大切だと思う。

 

 

どんな暮らしがしたいですか？

 

と聞かれて、すぐに思いつくのは、収納がたっぷりあって、庭でＢＢＱができて、こども部屋はそれぞれ８畳ずつ！とか。

思いつく限りの理想を並べたイメージを持つことは容易だけど、家づくりの失敗で一番陥りやすいところって実はそこだったりするんですよね。

 

 

収納たっぷり作ったけど、いらないものが詰まっている場所になっちゃった。

収納ばかり作らないでもっと居室のスペースを増やしておけばよかった。。

 

庭でＢＢＱしようと思ってたけど、草むしりが大変で結局手付かず。。

子どもが独立した後に部屋が余って結局物置。。。

 

 

漠然とした理想は、実際住んでみてからはもちろん、10年後20年後にもだいぶ違ったものになると思うんです。

 

 

今の理想、10・20年後の理想、暮らし方の変化。

それらをしっかりとイメージして建てる新築戸建ては人生を豊かで楽しいものにしてくれるに違いありません。

 

 

私が思う賃貸暮らしは、いわば自分の理想の暮らし方を探すための良い機会。

戸建て・マンション・コーポラティブ

いろいろな暮らし方の形があるのだから、一つに決めてしまわずに、自分の暮らし方に合わせて住まいを変化させるのはとても楽しい時間です。

 

いくつかの賃貸を渡ってみて

自分の暮らし方には絶対に必要なもの、いらないもの、の棚卸ができたら新築を考えてみるのもよし。

自分のライフスタイルに合わせて広さや家賃、環境を変えながら暮らすもよし。

 

 

どんな暮らし方が自分に合っているのかは、やはり経験してみないとわからないのですから。